スパイの実態とその驚きの手口について調べる。

スパイの実態について
日本ではスパイという存在についてあまり深くに意識したことはないかもしれません。その理由としては、日本にはスパイが所属する情報機関というものが無いことになっているため、スパイに対してそこまで意識することがないのだと思います。
一方でアメリカやロシア、イギリスなど、主要な大国には諜報機関が存在し、国内や海外で活動するスパイが多数いると言われています。
有名な諜報機関といえば、アメリカのCIAやロシアのKGBが挙げられます。またスパイ映画として有名な007が所属する諜報機関としてイギリスのMI6などがありますが、映画に出てくるスパイが所属する組織として、実在する組織名が使われことがあるのも、スパイ映画などの特徴かもしれません。
では、このスパイですが、いったいどんな人物がスパイとして活動しているのか、これまでにわかっている過去の有名なスパイの情報などを集めていこうと思います。
華やかで妖艶、実在した女性スパイたち
映画や小説で華やかに活躍するスパイたち。現実の歴史でも、とくに戦時中はスパイが暗躍していました。その中には女性スパイも数多くいたのです。
女スパイとして最も有名なのはマタ・ハリでしょう。本名はマルガリータ・ツェレ、20世紀初頭に人気を誇ったパリの踊り子でした。ヨーロッパの各地で舞台に立ちながら、その美貌を用いてドイツの要人に接近、情報をフランス側に流していました。
「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれたのが川島芳子です。中国の清王朝皇女として生まれましたが、日本人の養女として成長しました。その後中国に渡ってスパイとして活躍しますが、戦後に銃殺されます。川島芳子は中性的な美人で、男装の麗人と呼ばれていました。
ナンシー・ウェイクは連合軍で最も多くの勲章を手にしたスパイだと言われています。美貌を武器にナチスの将校に近づき、捉えられたフランス兵士を助けました。スパイ活動ばかりでなく、射撃にも長け、工作活動にも参加したり、柔道の技で敵を倒すなど、とにかく強い女性兵士として多くの逸話が伝えられています。
東西冷戦時代にもスパイは多く活躍していました。「美しすぎるスパイ」アンナ・チャップマンもその一人です。ロシアのスパイで、核弾頭開発計画の情報を得るためにアメリカに潜入していました。FBIにより逮捕されましたがロシアに追放されています。
現代日本でもさまざまな国からスパイが入ってきていると言われています。中には美貌の女スパイもいるかもしれません。
時代とともに変わるスパイの仕事
あまり公にはなっていませんが、世界にはスパイと呼ばれる仕事があります。
米ソ冷戦時代などはアメリカとソ連を中心に多くのスパイが暗躍していたといわれています。
スパイの仕事は主に諜報活動です。
諜報活動であれば各国の諜報機関が日々行っているため、なんら問題はないのですが、スパイと呼ばれる人間は他国へ潜入し、非合法で諜報活動を行うという意味合いが強くなります。
大使館経由で潜入し、その国の国家機密などを調査します。
そして必要な情報を入手し、本国に持ち帰ることがスパイの任務でした。
色仕掛けで男性を誘惑し情報を入手する女スパイなど、どんな手を使っても情報を入手するのがスパイの仕事といえます。
しかしスパイ自体が機密性の高い存在であるため、その存在自体が都市伝説のようになっています。
そのため現代でどの程度スパイ活動が行われているのかは想像の域を出ません。
ただし時代が進歩しスパイの形も変わってきたと言えます。
ネットが世界中に普及したことにより、直接現地へ行かなくても、情報を得ることができるようになったのです。
アメリカCIAの元職員であるスノーデン氏は、ある期間においてアメリカが世界中のインターネットと電話回線を傍受していたと公表しました。
もはやスパイは他国に潜入する必要すらないのかもしれません。
スパイになるために必要な素質とは何だろう?
映画や小説では度々主人公となりうるスパイですが、実はその正体というのは歴史上表舞台には上がらないものなのですよね。もし上がったとしたら秘密を守れなかった優秀ではないスパイということになるのではないでしょうか。
そんな決して表沙汰になってはならないスパイですが、その素質として圧倒的に重要なのは「地味さ」だと言われています。あなたの身近にもいるのではと言われているくらい自然に社会に溶け込み、「普通」の職業について「普通」に暮らすのです。ちゃんとした地位を築きながらスパイを副業としてやっているといった方がしっくりくるかもしれません。
映画ではド派手なアクション等が有名ですが、スパイは基本的に情報屋です。秘密裏に情報をゲットし、本来仕える人の元へその情報を流すのが仕事。だから任務は静かに行うのが基本とされています。ごく普通にごく当たり前にごく自然に行えてこそ一流で、マークされたり戦闘になるのは稀と言っても良いのではないでしょうか。
まあいずれにせよ、家族にも自分がスパイであることを隠しとおさなくてはならないのだから、口が堅いということもスパイには必須条件でしょうね。何かのために秘密を守りぬく、カッコイイです。